2019年で駅伝デビューを果たし、駒澤大学代表の一人として好成績を残した田澤廉さん。
2020年11月に行われた全日本大学駅伝でも、田澤廉さんはアンカーを走り区間賞をとるほどの好走を見せ、駒澤大学の優勝に貢献していました。
次に行われる2021年の箱根駅伝でも、田澤廉さんの活躍には期待ですね。
そんな活躍を見せている田澤廉ですが、なぜ駒澤大学を選んだのでしょうか?
今回は、「田澤廉はなぜ駒沢大学を選んだ?進路の決め手は憧れのあの人!」について紹介していきます。
さらに、田澤廉さんの高校時代の活躍についても紹介しておりますので、ぜひ最後まで見てみてくださいね。
田澤廉はなぜ駒澤大学を選んだ?進路の決め手は憧れのあの2人
田澤廉さんは2019年に行われた全日本大学駅伝では7区で区間賞を獲得し、箱根駅伝でも3区で3位を取るなどの好成績。
さらに田澤廉さんは2020年に行われたホクレン・ディスタンスチャレンジでは日本インカレ10000m日本人トップを獲得しています。
田澤廉選手、どんどんと伸びてきていますよね。
そんな期待の星、田澤廉さんが駒澤大学を選んだ理由は、駒澤出身で東京オリンピック男子マラソン日本代表の中村匠吾選手の存在が大きかったようです。
田澤廉は中村匠吾に憧れていた
【東京2020オリンピック】
卒業生の 中村 匠吾 選手(2015年経済学部経済学科卒業・現富士通所属)が8月8日(日) 7時より、男子マラソン競技に出場いたします。
皆様の応援をよろしくお願いいたします!#駒澤大学 pic.twitter.com/CkvJlTBfGD— 駒澤大学【公式】 (@komazawa_univer) August 7, 2021
田澤廉さんは現在富士通所属ですが、元々駒澤大学OBの中村匠吾選手に精神的な面や技術の面で田澤廉さんの目標である選手であり、憧れだったようです。
中村匠吾選手はとても強い選手なので、ほかの選手と比べても憧れが強かったんでしょう。
現在中村匠吾選手は富士通に所属していますが、今でも駒澤大学陸上部監督の大八木弘明監督の教えを受けており、田澤廉さんは中村匠吾選手と練習できる機会があるのではと思い、駒澤大学を選んだそうです。
田澤廉さんの考え通りに中村匠吾選手と練習する機会があり、2020年の2月にはアメリカのアルバカーキという場所で中村匠吾選手らと合宿に行き、勝利の秘訣をいろいろ吸収できたようです。
そんな田澤廉さんは改めて駒澤大学を選んでよかったと思っているそうです。
そんな中村匠吾選手、2022年の箱根駅伝復路でゲスト解説者として登場します!
これは楽しみしかありませんね!
田澤廉は大八木弘明監督を希望していた
【掲載情報】\JATI EXPRESS WEB/栄養サポートの現場から
2019年、復活の兆しを見せる駒澤大学陸上競技部。4年間をかけ選手の成長を育成する、大八木弘明監督と藤田敦史ヘッドコーチに、指導理念やコンディショニングなどについてお聞きしました。(インタビュー:2018年8月)▶️https://t.co/UPRydeexmz pic.twitter.com/vDyKPoxtFD— VAAM 公式アカウント (@vaam_official) August 19, 2019
陸上に詳しい人なら知っているであろう、厳しい指導で有名な駒澤大学陸上部監督の大八木弘明監督。
田澤廉さんはマラソンで活躍できる選手になりたいという思いが強かったため、自分から厳しい指導を求めていたのでしょう。
大八木選手は中村匠吾選手をはじめとした多くの活躍選手を輩出しています。
中村匠吾選手と大八木弘明監督の関係と言えば、藤田敦史選手と中村匠吾選手が大八木弘明監督のもと、オリンピックを目指して活躍を広げていったのが印象的ですよね。
そんな大八木弘明監督ですが、実は一時期選手への指導に対する熱意などが薄れていたことがあったそうです。
そのわけは、駒澤大学で全国的に活躍した村山健太選手と中村匠吾選手らが卒業することとなり、今まで入っていた力が一気に抜けていくような感じがして、一息ついてしまったそうです。
今まで自分の人生をかけて育てた選手たちがついに卒業となると、悲しくなりますよね。
そんなこともあり、大八木弘明監督は熱意が薄れたそうですが、今はそんな姿、一切見えません。
それは、期待の新人として話題になっていた田澤廉選手の影響が大きいようです。
2019年に田澤廉選手が入ってきて、そんな田澤廉選手が本気で陸上に向き合っている姿を見て、大八木弘明監督は熱意を取り戻したそうです。
大きな活躍をした選手が引退した後に入っていきた田澤廉さんですが、上記に書いたような同じ駒澤大学の選手たちや、大八木弘明監督との信頼関係を築き、中村匠吾選手のように世界を狙う選手を目指していたのではと思います。
実は田澤廉さん、中学時代からも大八木弘明監督のファンだったようで、田澤廉さんの地元、青森に大八木弘明監督が訪れた際、サインをもらいに行くほどだったそうです。
どんな時でも陸上にまっすぐな姿勢が見える田澤廉選手は、その性格によって勝利に関係しているように思えます。
今まで現在の田澤廉選手の成績を紹介してきましたが、次は少し昔、高校時代の成績について紹介していきます。
田澤廉は青森山田高校時代からすごかった!
田澤廉選手は青森山田高校に入り、実力を発揮します。
2016年12月に行われた日体大記録会での田澤廉選手は、5000m14分4秒92で、高校1年生として歴代3位という好成績を収めています。
このころから田澤廉選手はスター性に満ち溢れた選手だったそうです。
次に高校2年生のころ、兵庫リレーカーニバル3000mでは13分53秒61で、なんと優勝しています。
高校3年生になると、どんどんと田澤廉選手の実力が発揮されます。
まず、アジアジュニア陸上競技選手権5000mで2位をとっています。
さらに国体少年Aでは6位。インターハイ5000m7位などの好成績を収めるとともに、このころから田澤廉選手は駒澤大学へ入ることを決めていたので、これからの駒澤大学に期待する人が多数いたそうです。
「田澤廉はなぜ駒沢大学を選んだ?進路の決め手は憧れのあの人!」のまとめ
いかがでしたでしょうか?
「なぜ田澤廉さんが駅伝で有名な大学の中から駒澤大学に進路を決めたのか?その理由をまとめると、
• 駒澤大学で全国的に活躍していた中村匠吾選手に憧れていたから
• 駒澤大学陸上部監督を務める大八木弘明監督の指導が受けたかったから
ということが分かりました。
どんどんと成績を伸ばしていっている田澤廉選手ですが、まだまだこれから何年も活躍できる選手なんだと思います。
駒澤大学を卒業してからもどんどんと自身の力を伸ばしていってほしいですね。