メキシコのお祝い事によく使われるピニャータ。
天井などから吊るして、子どもたちが棒を使って叩き割り、落ちてきた中身を拾い集める遊びです。
さてその中身ですが、一体何を入れれば良いのでしょう?
一般的に考えると、お菓子…キャンディーなどが考えられますが、それだけではなんだか物足りないような気も…。
おもちゃなんかも入れても良いものなのかな…?
そこで今回は、ピニャータの中身についてご紹介します!
ピニャータで遊んだことのある人は、一体中身に何を入れているの?
中身のおすすめは?
おもちゃはOK?NG?
調べてみました!
ピニャータの中身はお菓子だけ?
ピニャータの起源は意外にも中国ではないか?という説が有力です。
13世紀にマルコ・ポーロがイタリアに中国式のピニャータを伝えた、と考えられており、イタリア語の「壊れやすい壷」を意味する「ピニャッタ」という言葉や「松ぼっくり」を意味する「ピグナッタ」が現在のピニャータの語源とされています。
そしてその中身には、小物や装身具やキャンディーが詰められるようになりました─。
そう!
もともと、ピニャータの中身はキャンディーだけじゃない!
もちろんお菓子を入れてもいいし、他に何でも入れても良いんです!
「日本ピニャータ協会」のHPにも、「ピニャータに入れる中身はあげたい物を入れる!」と書かれていました♪
よくある大きさのピニャータでも、小さめの買い物袋くらいの容量はあります。
何を入れようか、何を入れたら喜ぶかな?と考えながら作るのも楽しいですね♪
ピニャータの中身のお菓子は何が良い?おすすめは?
ピニャータに入れるお菓子の鉄則!
なんと言っても「木っ端微塵にならないもの!」(笑)
スナック菓子やクッキーなどの衝撃に弱いものは、取り出したらコナになってた…(T_T)という惨劇を招きますので、NG。
昔から入れられていて、ごくごく一般的なのはキャンディーですが、考慮したほうが良いのは「個包装になっているお菓子を選ぶこと」「上から落ちてきても痛くない大きさ、重さのものを選ぶこと」です。
例えば、大袋入りのキャンディーやチューイングキャンディー、チョコレート、マシュマロなどがおすすめ。
また、駄菓子屋さんで売っているケース入りのラムネなどの小さな駄菓子でもいいかもしれません♪
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楽天やアマゾンなどの通販サイトもピニャータ用のお菓子が販売されていますので、そちらも参考にしてみてはいかがでしょうか?
ピニャータは百均の材料や紙袋などで簡単に作ることができますよ!
ピニャータの吊り下げ方はどうする?叩く棒の作り方や売ってる場所は?
⇑こちらの記事では実際に作って遊んでいます~!めっちゃ盛り上がりましたよ!
ピニャータの中身はおもちゃOK?おすすめは?
前述したとおり、ピニャータの中身は、おもちゃOK!です。
ただしこちらも、「落ちてきても痛くない重さ、大きさ」には配慮しなくてはいけません。
小さめのぬいぐるみやカプセルトイの景品などは大きさも、重さもちょうどいいかも知れませんね♪
100円ショップで小さめの雑貨などを見てみると、消しゴムや付箋、メモ帳などの文具からタオルハンカチやソックスなどの衣料品、ブロックパズルやお風呂用おもちゃなど…どれもピニャータに入れられそう♪
そして、中身として意外と盛り上がるのは「スーパーボール」です!
これは、落ちてきたときに思いがけない動きをするので、ピニャータ遊びをする、場所にも配慮が必要になりますが、突然落ちてきたスーパーボールの動きに盛り上がること間違いなしです!
また、パーティーなら、番号を書いたカードやおもちゃのボールなどを入れておいて、そのカードを拾った人は書かれている番号のプレゼントがもらえる、というのも盛り上がりますし、これならピニャータに入らない大きさのものもプレゼントできますね♪
中に入れるお菓子やプレゼントと合わせて、紙吹雪やスパンコール、リボンやカラーテープなども一緒に入れると割れたときにそれらが降ってきて、華やかな演出になりますよ♪
ただし!
掃除は大変になりますので、覚悟を決めて!入れて下さいね(笑)
ピニャータの中身はおもちゃOK?おすすめやお菓子は何が良い?のまとめ
今まで馴染みのなかったピニャータ。
メキシコではクリスマスパーティーや結婚式、誕生日など、たくさん人が集まるお祝い事の締めとして楽しまれるものです。
みんなでピニャータを思いっきり叩いて割って、みんなでプレゼントを拾い集める!
楽しそう!
ピニャータ、みんなで盛り上がりたい時、ちょっとした非日常感を味わいたい時、ストレスが溜まっている時(?)おすすめです!