豆まきの季節が近づいてきましたね。
「鬼は外!福は内!!」・・・子供たちの元気な声になんだかほっこり。
そんな豆まきですが、楽しいだけではありません。
豆まきを行う節分、もともとは宮中での年中行事で、厄除けを行うという意味もあるのです。
そんな豆まきですから、やるからにはちゃんと正しく行いたいものですね。
そしてどうやら私と同じことを考えている方も多いようで、ネットでは豆まきに関する検索が上昇中。
豆まきは何時頃がベストでいつ食べる?それに年の数だけなぜ食べるのか、正しいやり方やどこから撒く?などなど・・・。
そういう私も豆まきの正しいやり方が知りたくて色々調べてみましたので、その結果を皆さんにもご紹介します。
「豆まきは何時頃がベスト?」
「豆まきの豆はいつ食べる?」
「豆まきで年の数だけ豆を食べるのはなぜ?」
「豆まきの正しいやり方は?どこからまく?」
など、内容盛りだくさんでお届けします。
それでは、早速いってみましょう!
豆まきは何時頃がベスト?
まずは、豆まきを行うのは何時頃がベストなのか?この点から調べてみました。
その結果、本来豆まきを行う時間帯は夜中の午前2時~午前4時の間に行うのが良いとされている事が分かりました。
なんと・・・もうすでに寝ている時間ですよね。
でもこれにはちゃんと理由があって、鬼が鬼門となる方角から、丑寅の時刻に訪れるとされているからなのだそうです。
そうはいってもこんな時間帯に豆まきを行うのは現実的ではありませんよね。
子供たちも寝ていますし、大きな声を出せば近所迷惑になってしまいます。
なので、最近では家族が集まる夜の時間帯に行うのがいいとされています。
これなら安心して豆まきを楽しめますね。
豆まきの豆はいつ食べる?
つづきまして、豆まきの豆はいつ食べるのがいいのかについて調べてみました。
その結果ですが、豆を食べるのは豆まきが終わったタイミングで食べるのがいいようです。
豆まきが終わり、自分の年齢の数だけ豆を食べる。
このことによって、無事に鬼を退治できたということになるからだと言われています。
なるほど・・・豆まきってなかなか奥深いものなのですね。
豆まきで年の数だけ豆を食べるのはなぜ?
先ほど豆まきでは年の数だけ豆を食べるとご紹介させていただきましたが、一体それはどうしてなのでしょう?
その理由はこうです。
豆まきを行う節分は、昔は立春の1日前ということで、「大晦日」のように考えられていたそうです。
そして、火で炒り、邪気を払った豆は「福豆」と呼ばれ、福を年の数だけ身体に取り入れることで
「次の年も健康で幸せに過ごせますように・・・」と願ったということから、豆まきでは年の数だけ豆を食べるようになったのです。
そんな深い意味があったなんて、ちょっと驚きですね。
そして最近では、福豆は数え年で1つ多めにいただいたりすることもあるようです。
実はこれにも深い理由があるのです。
「次の年が健康で幸せに過ごせますように・・・」という願いを込められているのだとか。
実に興味深いですね。
ますます豆まきに興味がわいてきました。
ですが年の数だけでは物足りず、もっとたくさん豆を食べたいという方もいらっしゃるかもしれません。
でもご安心ください・・・年の数以上に豆まきの豆を食べても大丈夫!
特に縁起が悪いとか、災難に見舞われるなんていうこともないそうなので・・・。
そうはいっても、福豆は縁起もの。
お腹の事も考えて、くれぐれも食べ過ぎには注意しましょう。
豆まきの正しいやり方は?どこからまく?
それでは最後に豆まきの正しいやり方をご紹介しましょう。
この順序に従って、豆まきを行ってくださいね。
1 ご自宅の玄関と窓を開けましょう。
2 ご自宅の最も奥の部屋から玄関や窓に向かって「鬼は外!」と唱えながら豆をまきます。
3 豆をまいたお部屋はすぐに窓を閉め、今度は「福は内!」と唱えながらお部屋に豆をまきます。
4 それぞれのお部屋が済んだら、最後に玄関から外に向かって「鬼は外!」の掛け声とともに豆をまいてください。
5 最後に玄関を閉め、「福は内!」と唱えながら室内に豆をまきます。
地方によって、少々やり方に違いがあるそうなのですが、基本的にはこのやり方で間違いありません。
今年の豆まきは、今回ご紹介させていただいた正しいやり方で豆まきを楽しんでくださいね。
「豆まきは何時頃がベストでいつ食べる?年の数だけなぜ食べるのか、正しいやり方やどこから撒く?」のまとめ
本日は、知っているようで実はあまりよく知られていない、豆まきにまつわる情報をお届けしました。
いかがでしたでしょうか?
私も知らないことが多くて、ちょっぴり反省しているところです。
それに豆まきの奥深さに触れることができて、とっても勉強になりました。
今回ご紹介させていただいた情報がみなさんのお役に立てたなら、私としても嬉しいかぎりです。
今年は正しいやり方で豆まきを行って、節分を大いに楽しみましょう。
そして皆さんが元気いっぱい幸せな1年を過ごせるよう、私もお祈りしています。
本日は最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
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