景観アーティスト・庭園デザイナーとして活躍中の石原和幸さん。
石原和幸さんはガーデニングの本場イギリスの「チェルシー・フラワー・ショー」において8年連続ゴールドメダルを受賞し、エリザベス女王からも”緑の魔術師”と称された偉大な方です。
そんな庭園デザイナー石原和幸さんの素顔が気になっている方も多いようで、ネットでは石原和幸さんの検索が上昇中。
石原和幸の評判や経歴、プロフィールは?それに庭師としての年収はいくら?弟子は取っているのか?などなど。
そういう私も石原和幸さんの事がもっと知りたくて、色々調べてみましたので、その結果を皆さんにもご紹介します。
それでは、早速いってみましょう!
石原和幸のプロフィール
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まずは、石原和幸さんのプロフィールからみていきましょう。
【本名】 石原 和幸(いしはら かずゆき)
【出身地】 長崎県長崎市
【生年月日】 1958年1月14日
【年齢】 64歳(2022年現在)
【出身大学】 久留米工業大学交通機械工学科
【職業】 景観アーティスト・庭園デザイナー・株式会社石原和幸デザイン研究所代表
【所属】 よしもとクリエイティブエージェンシー
庭園デザイナーとして高く評価されている石原和幸さんですが、大学は工学系の久留米工業大学を卒業しています。
当時の石原和幸さんの夢はモトクロスのレーサーになることで、大学卒業後はマツダオート長崎で整備士をしていたようです。
もともと園芸には携わっていなかったとは、ちょっと意外ですね。
石原和幸の経歴
石原和幸さんが大学を卒業してから現在に至るまでの経歴を振り返ってみましょう。
工学系の大学に進み整備士をしていた石原和幸さんは、大学時代の友人から「花屋は儲かるぞ」という話を聞かされます。
これがきっかけで園芸に関心を持つようになり、22歳の時に生け花の根源である池坊へ入門しました。
石原和幸さんはそこであらためて草花の美しさと奥深さ知り、庭づくりのエキスパートになる事を決意します。
まずは勤務先の近くにある路上販売の生花店に「無給で良いから働かせてくれ」と飛び込みます。
そこで修業を積んだのち、石原和幸さんは25歳の時に独立して「花風」というお店をスタートさせました。
実家の牛小屋を改造してお店にしたというのですから驚きです!
しかし残念ながら1982年7月の長崎大水害で、石原和幸さんのお店は流されてしまいました。
お店を失い一からの再出発となった石原和幸さんは、いくつかのお店で花に携わるお仕事を経験します。
なかでも生花販売の「花泉」で勤務していた際には、月300万円を売り上げる優秀な働きぶりを見せました。
その後、石原和幸さんは29歳の時に再び独立をしました。
長崎の繁華街・銅座で次々と出店し、2年間で30店の花屋を経営するまでに成長します。
そして石原和幸さんが41歳の時、大手商社から合弁会社設立のアプローチを受けました。
石原和幸さんは東京への進出を果たし、港区白金に本社を置いてさらに事業を展開していきます。
しかし、この事業展開が裏目に出る結果に。
石原和幸さんは8億もの借金をつくり、東京進出から2年で会社は倒産してしまうのです。
悲嘆に暮れる石原和幸さんは地元長崎に帰郷。
そんな中偶然知ったのは、世界一権威があると言われる庭と花のコンテスト「チェルシー・フラワー・ショー」です。
石原和幸さんは現地イギリスでそのレベルの高さに衝撃を受け、自分もチェルシー・フラワー・ショーに挑戦してみたいと思うようになりました。
そして初挑戦の2004年、石原和幸さんは銀メダルに当たるシルバー・ギルトを受賞しました。
そして気持ちも新たに2006年に再挑戦し、ついにゴールドメダルを受賞しました!
続けて2007年、2008年もゴールドメダルを受賞し、石原和幸さんは2019年までに合計11回のゴールドメダルを受賞しました。
チェルシー・フラワー・ショーでの受賞をきっかけに、石原和幸さんの作品は世界中の人を魅了していくようになりました。
庭園デザイナーとしての仕事が増えただけでなく、メディア出演やセミナー講師としての収入も得られるようになり、ついには8億円もの借金を無事に返済することに成功するのです。
現在は石原和幸さんが代表を務める株式会社石原和幸デザイン研究所で、壁面緑化や屋上緑化などの事業にも力を入れています。
2022年のチェルシー・フラワー・ショーにも参加予定で、どのような作品になるのか完成が待ち遠しいですね!
石原和幸の評判は?
石原和幸さんはお仕事、それに花や庭に対する情熱が凄いと評判で、自分に対してはとてもストイックな方だと言われています。
石原和幸さんのイメージにピッタリですね!
そうでなければあの見事な作品は生み出せません。
そして石原和幸さんがこれまでに手掛けて来られた庭園の数々。
ウエスティンホテル東京の庭園、福岡県天神のグランドビジョンの壁面緑化、それに羽田空港国内線 第1旅客ターミナル内の屋内庭園「花の楽園」など。
どれも素晴らしいものばかりで世界中から高く評価されています。
エリザベス女王からも「あなたはまるで緑の魔法使いね」と評価された石原和幸さんの作品は、まさに芸術といった感じでしょうか。
石原和幸さんがプロデュースした庭園は全国のさまざまな場所で見ることができるので、石原和幸さんの素晴らしい作品にぜひ触れてみてくださいね!
石原和幸の庭師としての年収はいくら?
多くの庭園を手掛けている石原和幸さんの年収も気になりますよね?
調べてみましたが、石原和幸さんの庭師としての年収は明らかにされていないようです。
一般的には、庭園デザイナーや庭師さんの年収は1千万円ぐらいだと言われています。
数々の受賞歴を誇る石原和幸さんなら、作品の規模によっては一つの依頼で1千万円なんていう報酬を得られているかもしれません。
それに石原和幸さんは庭師の仕事だけでなく、最近はメディアにも取り上げられる機会が増えていますし、セミナーの講師もなさっています。
そのためネームバリューも上がって、さらなる報酬アップも期待できそうですね!
石原和幸は弟子を取ってる?弟子になる方法は?
世界中で注目を集めている石原和幸さんのような庭園デザイナーになりたい、と目指す方も多いのではないでしょうか?
2020年11月には元SPEEDの上原多香子さんが、石原和幸さんに弟子入りしたとTwitterで報告していました。
そんな上原さんのように弟子入りして直接学ぶことができたら良いのですが、残念ながら現時点で石原和幸さんが弟子を募集しているというようなお知らせはありません。
しかし、ここで諦めるのは早いです!
不定期ではありますが、株式会社石原和幸デザイン研究所ではオンラインスクールやセミナーを開催しているようです。
また、石原和幸さんの故郷・長崎県にある三原庭園で「2022 チャレンジチェルシー スタートUP in 三原庭園」というイベントがあり、これに参加すると特典として石原和幸さんに直接指導してもらえます。
さらに、石原和幸さんのYouTube公式チャンネルでは初心者向けの園芸講座が公開されています。
いずれも正式な弟子入りではありませんが、さまざまな方法で石原和幸さんの技術を学ぶことは可能なので、庭園デザイナーを目指す方はぜひチャレンジしてみてくださいね!
石原和幸の評判や経歴、プロフィールは?庭師の年収や弟子は取ってる?のまとめ
石原和幸さんは長崎県長崎市出身で2022年現在64歳。
久留米工業大学交通機械工学科を卒業後、22歳の時に池坊へ入門。
石原和幸さんは2度の独立と挫折を繰り返した後、現在は自身が代表を務める株式会社石原和幸デザイン研究所で庭園プロデュースの他、壁面緑化や屋上緑化などにも力を入れている。
2004年からはイギリスのチェルシー・フラワー・ショーに参加し、2019年までに合計11回ゴールドメダルを受賞。
石原和幸さんの作品はエリザベス女王からも「あなたはまるで緑の魔法使いね」と評価されている。
石原和幸さんの庭師としての年収は不明だが、受賞歴やメディアへの露出も増えていることから1千万円以上と予想される。
現時点で弟子は募集していないようだが、オンラインスクールやセミナー、庭園づくりのイベント、YouTubeなどで石原和幸さんの技術を学ぶことができる。
本日は、庭園デザイナーとして活躍する石原和幸さんの情報をお届けしました。
世界中からも評判が高い石原和幸さん、今後どのような庭園づくりをしていくのか楽しみですね。
皆さんも一緒に石原和幸さんを応援していきましょう!
本日は最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。