連日暑い日が続いていますね。もううんざりしてりまいます。
夏休み中は出かける機会も多くなりますから、特に熱中症には気をつけたいですよね。
そんな時はヒヤロンなどの瞬間冷却パックがおススメです。
保冷剤も同じように冷たいですが、自宅から凍らせて持って行っても外出先ではもう溶けてぬるかった…なんて事もありませんか?
瞬間冷却剤なら使いたいその瞬間から叩くと冷えるので一瞬で冷却することができます。
暑さ、熱中症対策以外にも発熱時などの応急処置にも便利な瞬間冷却剤。
今回は特に夏場に便利な叩くと冷える瞬間冷却剤の気になる疑問を調べてみました。
ヒヤロンなどの瞬間冷却パックに入っている硝酸アンモニウムの捨て方は?
ヒヤロンなどの瞬間冷却パックは再利用できたり何回も使えるの?について参考になれば幸いです。
ヒヤロン(瞬間冷却剤)はなぜ一瞬で冷たくなる?
瞬間冷却材の使い方ですが、とても簡単で、袋を何度か叩くと一瞬で冷たくなります。
商品や使用場所によって効果時間は変わってきますがだいたい30分~40分は冷たい状態が続きます。
なぜ叩くことによって一瞬で冷たくなるのでしょうか?
それは、瞬間冷却材の中に含まれている成分が化学反応を起こすことで起こります。
瞬間冷却剤の中には、硝酸アンモニウム、水、(尿素)が入っています。
硝酸アンモニウムは水と接すると吸熱反応という熱を奪う反応をします。
瞬間冷却材をたたいて水が入った袋を破る事で、硝酸アンモニウムと水が接して熱が奪われ、結果温度が急激に下がって冷却材として使用できるという訳です。
ヒヤロン(瞬間冷却剤)の捨て方は?
|
ヒヤロン(瞬間冷却剤)には何やら聞きなれない「硝酸アンモニウム」という成分が含まれています。
これって、普通に捨てても大丈夫なのか?燃やしたら有毒なガスとか出てきたりしない?などと心配になりますよね?
「ヒヤロン」瞬間冷却剤の裏面には「不燃ごみで捨てて下さい」と書いているものが多いようですが、地域によっては不燃ごみという区分がない地域もありますよね。
一体どうしたら???
結果から言いますと、
可燃ごみ又はその地域の市役所に聞いてみる!
です。
色々な地域や我が町のごみの仕分け表を見た結果、
食品の湿気防止の乾燥剤、瞬間冷却材は燃えるゴミの欄に書いてありました。
瞬間冷却材は乾燥剤と同じ区分になるようです。
硝酸アンモニウムを調べて行くと、その廃棄方法としてトイレに流すや肥料になるので庭にまくといったコメントがありましたが、瞬間冷却材は薬品のため下水汚染の原因になるのでトイレなどに流すのはやめておきましょう。
また肥料になる。とのうわさですが、確かに肥料の成分には硝硝酸アンモニウムが含まれていることがあります。しかし、肥料に含まれている硝酸アンモニウムは植物にとって利用しやすいように加工されているので瞬間冷却剤の成分は同じだとしても植物にとっては利用しにくいかと思われます。
瞬間冷却剤といえば「ヒヤロン」が有名ですが、他にも「ひえっぺ」「パンチクール」などがあるのですが、これらも同じ成分で同じ捨て方でよいのか調べてみました。
ひえっぺの捨て方
|
ひえっぺの成分は「硝酸アンモニウム・水」と書いてありました。
他の成分はなさそうなので、こちらもヒヤロン同様に可燃ごみで良いかと思います。
パンチクールの捨て方
|
パンチクールの成分は 硝酸アンモニウム、シリカゲル、塩類、水となっています。
このパンチクール、捨て方は同じように可燃ごみで良いのですが、他の瞬間冷却剤と違うところがあります!
次項でも説明していますが、基本的に瞬間冷却剤は再利用できないんです!しかし、このパンチクールはなんと、保冷剤として再利用可能なんです!!
保冷剤にもなる瞬間冷却剤、これから他のメーカーも同じような商品が登場するかもしれませんね!
ヒヤロン(瞬間冷却剤)は再利用できる?何回使える?
瞬間冷却剤は1回きりの使い捨てです。
瞬間冷却材をたたいて水が入った袋を破る事で、硝酸アンモニウムと水が接して熱が奪われ、急速に冷やされる反応が起こります。
ですので、何回も繰り返し使う事はできません。
中には冷凍庫に入れて何度も使える!という記事も見ますが、これは単に水を凍らせると氷になるようにそれを持っていると冷たくて気持ちいいよ?という事だと思われます。
また、冷蔵庫や冷凍庫に入れていても特に害はありません。
※パンチクールはシリカゲルが含まれているため、使用後も保冷剤として再利用することが出来ます!(公式サイトにも説明有り)
ヒヤロン(硝酸アンモニウム)の捨て方は?瞬間冷却剤は再利用できて何回使える?のまとめ
如何だったでしょうか?
ヒヤロンなどの瞬間冷却剤の捨て方や再利用の有無などについてまとめてみました。
みなさんのお役に立てたら幸いです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。