梅雨が明けた途端、恐ろしいほどの暑さが日本を襲っています!!
気象庁は2019年8月1日に「今年の7月は東日本では観測史上最も暑かった」と発表しています!
毎日毎日、日本の各地では最高気温を更新していますし、2日には岐阜県多治見市で40.2℃を記録するなど、命の危険を感じる酷暑が日本列島を襲っています!!
もはや外に出ることは命の危険を意味するのですね。怖い!!
ですが、そんな暑い時こそ行きたくなる場所と言えば!
「プール」
ですよね。
暑い中に冷たい水に浸かって涼みたい~!!プールに居れば暑さも和らぐし熱中症にもならないし!
と思っていました。
が、
今、プールでの熱中症が危険だと注意喚起されています。
プールに入っていれば安全なのでは?涼しいし…。
実はプールでの熱中症は大変危険で、気温よりも水温に注意しなければいけないようです。
どういう事なのでしょうか?
どうしてプールで熱中症にかかるのか?
屋外で遊んでいる時は熱中症に気をつけよう!とこまめに水分をとったり、帽子を被ったり、体を冷やしたりしますよね。
ですが、プールに入っていると、何となく水の中だという事で安心感があったりしませんか?
しかし、最近の猛暑で水温も30℃を超えることがあります。
もうぬるま湯につかっているような温度ですね。
子ども&内科クリニックの大川洋二院長によると、
「水温が30℃を超えると危険」
と話しています。
水温と体温の差がなくなればなくなるほど、体に熱がこもってしまうので、水中に入っても体温を下げることが出来ず、熱がこもってしまうので熱中症になってしまうとの事。
プールで遊んだり泳いだりすると、実はたくさんの汗をかいていますが、体が濡れている為その自覚がありません。
いつの間にか発汗により水分が失われて。気づかないうちに脱水になっている場合もあります。
学校のプールでの熱中症予防対策としては
プールでの熱中症の症状は?
屋外でもプールでも熱中症にかかりやすいのは子どもが多いですが、その理由としては、
体温調節機能がまだ発達していない
新陳代謝が盛んで汗をかきやすく水分が失われやすい
と言われています。確かに子どもたちってよく汗をかいていますよね。
プールでの熱中症初期症状をとは?
- 顔が赤くなってボーっとしている。
- 身体が熱い
- グッタリしている
- 発汗異常(汗がすごい、全く汗が出ない)
- 吐き気
- 頭痛
- 体の痛み
子どもは特に体調の悪さに気づきにくかったり、上手く伝えることができない場合があります。
またプールで体が濡れているので、汗なのか水なのか判断することも難しかったりしますね。
とにかく、こまめな水分補給、休憩、そして親が子供たちをよく見ておくことが重要になってきます。
どうしてプールでの熱中症が危険なのか?
熱中症は屋内、屋外にいてもなってしまう場合もあり、症状がひどい場合は生命を落としてしまうこともありますよね。
しかし、プールに入っている事で、水に触れている安心感からか熱中症に気づきにくい事が多くあります。
子どもの中には、プール遊びが楽し過ぎて気を失うまで自分が熱中症になってることに気づかない子もいます。
もしそうなった時にプールの人混みで子供を見失っていたら?
混雑しているプールでは子供が溺れていても気づきにくいという場合があります。
プールだから熱中症にならない という事はありませんので、しっかり注意しておきましょう。
では、プールで熱中症にならないためにはどのような対策が必要なのでしょうか?
プールで熱中症にならないための対策は?
- 帽子をかぶる
- こまめな水分補給をする
- 休憩をこまめにとる
- 大人による子供の体調をチェックする
プールでの熱中症対策も、屋外での熱中症対策と同じように気を付ける必要がありますね。
特に、プールでは水の中にいるため、なぜか水分が取れている、汗をかいていないという錯覚を起こしがちです。
プールでは外遊びと同じように子どもから目を離さないように、注意しておく必要があります。
まとめ
プールでの熱中症の症状や対策について調べてみました。
プールでの水温が30℃を超える場合は気を付けた方がいい。
気温+水温が65℃を超える場合は特に注意が必要。
プールでの熱中症対策は、こまめな水分補給、30分おき程度の休憩、帽子をかぶる、こまめな体調管理で防ぐことは可能です。
子どもも大好きなプール遊び。
出来れば連れて行ってあげたいですし、夏休みの想いで作りにも良いですよね。
安心して楽しめるように、子供たちにも、親自身も気を付けて遊びに行きたいですね。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
コメント